衣裳ができるまで

professional

  1. step 01

    打合せの様子

    営業

    受注

    Orders

    プロデューサー、舞台演出家、デザイナー、営業担当によるミーティング。香盤表に基づいて使用数と仕様を決定します。

    舞台では衣裳によって一目で職業や、貧富の差や善悪までもわかります。

  2. step 02

    素材の様子

    営業

    素材

    Material

    デザイナー、営業担当による新規衣裳の素材収集を行います。平行してキャストの身体サイズを採寸することもあります。

    衣裳素材を集めるため、ときには国外へ買い付けにいくこともある。

  3. step 03

    製作の様子

    製作

    加工

    Processing

    不足アイテムなど製作課担当により社内製作及び加工作業。国や時代設定により種類は様々で広い知識も必要となります。

    舞台で早替りをするための仕掛けを作ることもあります。

  4. step 04

    選定を行う様子

    営業

    選定

    Selection

    社内保管してある衣裳の選出。デザインに合わせてアレンジや組み合わせを考えます。

    作品に合うものを選ぶのは営業担当のセンスの見せ所です。

  5. step 05

    仕立ての様子

    営業

    仕立て

    Sewing

    デザイナー、営業担当により新規衣裳を外部の仕立屋へ発注。ジャンル等により複数のテーラーへ配分。

    女性の帽子は衣裳の扱いだが、男性の帽子は小道具の扱いとなる。

  6. step 06

    衣裳を合わせる様子

    製作

    合せる

    Fitting

    稽古場にてキャストへ仮縫い及びフィッティング作業。数日間に渡りサイズ・形状確認を行います。

    シーンによるキャストの動きも考慮しつつ確認していく。

  7. step 07

    仕上げる様子

    製作

    仕上げ

    Finishing

    新規衣裳は仕立屋にて仕上げ作業を行い、在庫アレンジは社内にて修正作業を行います。

    場合によっては再度キャストにフィッティングすることもある。

  8. step 08

    仕分けの様子

    営業・公演

    仕分け

    Sorting

    営業担当により新規製作衣裳、製作直し上がり衣裳をキャスト別に仕分け作業を行います。

    劇場搬入のための仕分け作業。衣裳の数は膨大な量となる。

  9. step 09

    劇場へ衣裳を運ぶ様子

    営業・公演

    劇場へ

    To the theater

    劇場への搬入作業。指定ポジションへのセッティング、メンテナンス、スタンバイ作業。舞台稽古に挑みます。

    公演担当者含め舞台稽古に向けて入念な準備を行う。

  10. step 10

    幕開きの様子

    公演

    幕開き

    Start of perfomance

    完成した衣裳を身にまとったキャスト、それをサポートする公演担当者が本番に挑みます。

    地方公演などではウィークリーマンションに滞在することもある。

  11. step 11

    公演後の様子

    公演

    公演後

    After the performance

    公演終了後、衣裳は次の公演のためクリーニングや保管・再利用に分けられます。

    再演のないものは社内在庫として、他の作品などでリメイクして使われたりする。